現状を分析し、職場の目標を設定する

職場目標を設定していくために、設定した職場使命を職場の任務に噛み砕き、具体的に表現する。そして、その任務の遂行および職場の適正な運営に照らして、現状の職務遂行状況がどうであるか、データを収集し分析する。

◆データ収集の切り口

データ収集の切り口	内容例
職場内の保有資源についてのデータ	前期の実績、職場内のマンパワー（要員数、スキル、モチベーション）、設備・機器状況、業務ノウハウ、人脈、評判等の職場に保有される有形・無形の資源
全社やその他社内組織についてのデータ	今期の全社・上位組織の方針や戦略から当該職場に期待・要望されている事象、直接・間接的に受ける関連組織からの影響等
外部環境についてのデータ	市場や顧客・地域社会の現状や将来動向、競合他社・同業者・取引会社の動向・思惑等

データ分析から、任務のレベルアップを的確に表現できるものを考え、目標項目として形成する。そして、その目標項目について、一定期間を考え、その期末時に目指したい姿を想定し、達成指標として設定する。つまり、目標とは、任務を高次のレベルで遂行し、使命を果たしていく上での取り組むべき項目とその期末時点の達成指標というペアのことを指す。

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